SuitYaの生地が他店と比べて
圧倒的に高級であることを
証明します。

こんにちは。SuitYa代表の田中です。
私たちのスーツに興味を持っていただき、サイトをご覧いただきありがとうございます。
もしかして、このページをご覧頂いているということは、こんな風にお考えではありませんか?

  • 「SuitYaの生地は本当に高級生地なの?」
  • 「どうせベトナム産で値段相応の商品でしょ?」

「オーダースーツを日常へ」とキャッチフレーズにこれまで10年以上経営させて頂いていますが、
残念ながら今でもこのようなご意見を”購入前に”いただくことがございます。

そうなのです。 このようなご意見は「購入前のお客様」からいただくことがほとんどなのです。

もちろん、購入後であれば、私どもの商品がお客様の期待する品質に達していないということですので、
改善するべきなのですが、ご購入前にのイメージでそう思われることが残念でなりません。

  • 「安くしすぎてしまったのか・・・」
  • 「どうしたら、高級生地なのにこの価格であるという”すごさ”をわかっていただけるのか・・・」

この10年この悩みはずっとありました。

ただ、やはり多くのみなさまへ良質なスーツをお手頃価格で手に入れていただきたい気持ちは変わりません。

生地を1つ1つ他店の3万円~10万円クラスのスーツ生地と比べていただければ、明確な品質の違いに気づいていただけるのですが、
ただでさえお忙しいビジネスパーソンのみなさんにそこまでさせるわけはいきません。
(お時間のある方はぜひそうしてください。サンプル生地もお配りしております。)

そこで、生地の問屋、メーカー、アドバイザーの力を借りて、
このお手紙で、私たちのスーツがいかに他社と比べて高級生地であり、かつリーズナブルなのか?をご説明させていただきます。

スーツにお詳しくない方にもできるだけわかりやすい言葉を選んでみました。
ぜひご一読いただけますと嬉しいです。

世の中の裏側で起こっているスーツ業界の不都合な真実とは?

高級生地はウール生地だった

高級なスーツ生地の代表例といえば”ウール100%”の生地です。
これはみなさんもピンとくるのではないでしょうか?
(ちなみに1万円とかで販売しているスーツはポリエステル100%です。)

本来は高級スーツと言えるものはウール100%だったのです。 そう「だった」過去形です。

現在、みなさんが手頃な価格で購入している高級生地と銘打っているスーツ(ここでは仮に3万円から5万円くらいの幅としたいと思います)の中におそらくウール100%のものは見つけられません。

各社3万円クラスで購入できるスーツは「高級」と記載されていても間違いなくウール100%ではありません。
なんならウール30%くらいのものが多いと思います。

6万円台であっても、現在はほぼポリエステルの混合された生地が多いです。

ウール生地を作るより羊肉を売るほうが儲かる?

なぜかというと、この10年で「ウール」の素材価格が高騰しました。
ウール高騰の理由は大きく2つあります。
簡単に言います。
1.欲しい人がものすごく増えて、2.ウールを作る人がめっっちゃくちゃ減ったからです。

欲しい人が増えた理由は、中国やインド、そしてアジア各国の経済成長に伴い、羊毛の需要が急拡大しているためです。
作る人が減った理由は、衣料用のウール供給の主要部分を担っているオーストラリアが、深刻な後継者不足になったことと、それに輪をかけて羊毛よりも高値で取引される羊肉への業種転換をしていることから、ウール自体の供給が激減しているためです。

このように作る人が減り続けているのに、需要が増え続ければ価格は高騰していくのは自然の原理です。

つまり、高級生地と過去に呼ばれていた生地は、いくら利益率の高いと言われるアパレル業界でも同じ値段では提供できないようになってしまっているのです。

スーツを値上げしたら誰も買わない世界的にデフレな日本

  • 「じゃ、値段を各社あげればいいじゃないの?」
  • 「金やうなぎだって、獲れなくなればあれだけ高くなってるんだから。」

おっしゃる通りなんですが、ご存知の通り日本はデフレの真っ最中。

つまり物価が下がり続けています。

お客様も一般的な金銭感覚の方がいくら高級と言われるスーツだからといってこれまでの倍以上の価格で購入したりはしてくださいません。

ですよね?(笑)

そこで、各社、これまで同様の価格で、「できるだけ品質に差がないように見える」ものを提供しようと考えても無理はありません。

高級スーツがウールでなくなった日

特に大手のスーツ業界は価格と利益額を維持をするために、ポリエステルやアクリルの混率を高めています。

低価格のオーダースーツの中には、合繊の混合率がウールより高いものを見かけることがほとんどです。

例えばポリエステル70%・ウール30%というような具合です。
正直ここまでポリエステルが多いとなかなか風合いを出すのが難しい状況なのですが、お客様には比べる手段がないため、なかなか判断ができないのですね。

また、オーダースーツなどは、オーダーと説明はしているけれども、仕様をあまり選択できないようにして、製造コストを下げる工夫をしているところも多いです。

まとめますと、

もともと高級生地と銘打っていた6万円台のスーツ生地はウール100%が常識だったのです。
3万円だとポリエステル混合でしたが、それでも保有率はそこまで高くありませんでした。

それがウールの高騰により、5万円程度ではウール100%の生地は一般的には買えなくなってしまっているのです。
その代わりポリエステル混合をした生地が高級生地として説明されるようになっています。

それでも私たちが「高級生地」にこだわる理由

しかし、僕らはこの流れに乗ることを拒否してきました。
決して格好をつけているわけではないのです。

まだ発展途上だったベトナムに渡ってから20年近く、現地のテーラーで友人の結婚式のスーツを仕立てた時の価格とクオリティのギャップに衝撃を受けて、SuitYaを創業してから10年以上が経ちました。

当時から「オーダーを日常へ」「高級生地を3万円で」このフレーズを売りに頑張ってきました。

今もですが、私たちにはきらびやかな銀座や青山の店舗はありません。
笑顔で若いおしゃれなスタッフが迎えるアンテナショップもありません。

多額の金額を投入しCMやマスコミ対策も講じられません。
あるのは、ただただまじめに働くプロのカッター、縫製のスタッフたちです。

そのため、武器は手頃な価格と驚くほど同価格帯では高級な生地しか売りがなかったのですね。

それは私たちの死活問題にもなりえます。

そこでウールの高騰と戦いながら、「高級生地をお手頃価格で」を工夫してきました。

いくつかご紹介します。

ウール100%はゆずれない。

触って、着ていただければわかるんですが、なんだかんだいってウール100%の素材は高級感抜群です。

その素材を捨てることはできません。
今でこそ生地によっては3万円を超えて4万円のものも含まれてしまいましたが、今でもウール100%の生地は用意しています。

その代わり、いくつかを犠牲にしました。

仕入れの工夫

まずやり続けてるのが、仕入れの工夫です。
いくらウールが高騰しているからといって、すべての業者が農家から購入しているわけではありません。
繊維というのは実に複雑に流通しているのですね。

当社はベトナムに拠点をおいていることから、直接イタリアのブランドや生地卸業者と仕入れルートを構築することができました。
(日本に拠点のある会社はこのルートは既に何社かで抑えられており、新規参入ができません)

このルートからイタリア生地を仕入れることができるため、他社では真似出来ない高品質な生地を低価格で販売出来ています。

コストの圧倒的カット

私どもは、店を知っていただくための広告費は使いますが、
きらびやかに見せるためのイメージブランディングの広告費などのコストは一切使っていません。

また、余剰人員を極限まで削減し、カスタマーサービス、製造、品質管理の重要な部分にのみ人材を投入しています。

他者は、もともと大企業であるか、大金を資金調達して潤沢な費用でイメージ戦略や店舗出店にお金を使っていますので、そのぶん利益を載せる必要がありません。

素材の圧倒的な工夫

とはいっても、すべてのスーツをウール100%では提供できません。
中には色味や柄はいいのに、それをウールだけにすると価格がどうしても上がってしまうという商品も存在します。

その場合は、ポリエステル混という選択を一部しています。

「じゃー他と一緒じゃん!」となるかというと、違うんです。
私たちは違うのです。

というのも、ポリエステル混在の生地の中でも、スーツにおける「高級感」を保持できるような特殊な糸・素材・加工を施し高級感を出しつつシワになりにくいものだけをチョイスしているのです。

この説明をする前に、そもそもポリエステル生地の良い点悪い点を説明しておくほうがわかりやすいですよね。

ポリエステルは「悪い」部分だけでは当然なくて、石油製品ならではの良さもあります。

ポリエステル生地のメリットを4つ

  • 1.長持ちさせることができる

    ポリエステルの一番の強みは、「耐久性が高い」ことがあげられます。
    そのためウール100%のスーツに比べ、長持ちしやすく、シワもできにくいのです。

  • 2.速乾性が高い

    ウール100%の生地に比べ「水に強い」という特徴があります。
    これは、ポリエステルは吸湿性(湿気を吸い込む性質)が低いため、速乾性が高いからです。流行りのウォッシャブルスーツなんかは、ポリエステルでなければ実現が困難です。

  • 3.管理が容易

    ポリエステル生地は、害虫やカビの影響を受けにくいということも挙げられます。害虫は主に動物性の繊維を好んで食べることから、ポリエステルが混紡されていたほうが被害を受けずらいためです。

  • 4.色柄を鮮やかに表現できる。

    ポリエステルは色柄をはっきり出せることもあり、ストライプ柄の生地で、ポリエステルを混紡させることによって、色のコントラストをはっきりさせることが可能です。このような使い方もできるのがポリエステルの特徴です。



その場合でも、Suit-Yaでは、特殊な糸や素材、加工を施し高級感やシワになりにくいものだけをチョイスしてお届けしてます。

”高級な”ポリエステル混在生地とは?

もう一度話を戻しますね。
ポリエステル混在の生地の中でも、スーツにおける「高級感」を保持できるような特殊な糸・素材・加工を施し高級感を出しつつシワになりにくいものだけをチョイスしているのです。

言葉だけではわかりませんので、具体的にSuit-Yaが取扱いしている自信の!ポリエステル混生地をご紹介します。

このようにSuit-Yaでは、ただのポリエステル生地を使用するのではなく、日本の生地商社さんに協力していただき、ポリエステルの弱みを補い、さらに低価格でお客様に高級感のある生地をお届けしております。

↑これしつこいですが、比べてみていただければ素人でもすぐにわかると思います。

他社はなんでこれを使わないの?

こんなにいい生地ですが、業務用の市販生地の一部ですので、他社でも扱えないことはありません。
ただ、この生地は仕入れ値も高いんですね。

なぜなら、現代における「高級生地」だからです。

つまりは、ウール100%と同様に、間接コストがかかる大手や、利益幅を大きくとらないといけないオーダースーツ製造販売会社では値付けが高くなってしまうんです。

SuitYaで3万円ほどで提供しているものであれば5万円くらいではないでしょうか。

ただ、実際は割安のポリエステル混合生地を使ってると思います。
(ポリエステルの生地ブランドの明記がないのがその証拠ではないかと思って頂いても、完全に間違ってはいないかと思います。)

SuitYaの生地は高級です。これは誰にも否定されない自信があります。

ここまで長々と、勝手に生地うんちくを語らせていただきました。
最後まで読んでいただいたとしたら、本当にそれだけで感謝いたします。

スーツの品質を決める生地は、とても大切なポイント。(だと私は思っています。)

そのため、Suit Yaでは、社長の私が欧州各地、日本の地方都市、中国を自分の足で周り、独自の調達ルートを開発してきました。
すべては、上質な生地を驚きの価格で提供するためだけにです。

オーダー会でお会いするお客様に、「ほんといい生地だよね!」と褒めていただけると、私自信を褒めていただいたような気にさえなり、とても幸せになります。

だからこそ、高級生地で低価格。ここを否定されると結構落ち込みます。

このお手紙で何人かの方にでも、この思いが伝わればうれしいです。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
また、私どものスーツに袖を通して
いただける日を楽しみにしています。

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